『くら屋菓子舗』で和菓子を購入した後、八雲町の『八雲神社』へお参りしました。
熱田神宮と言えば、三種の神器の一つ、草薙剣が祀られている神社であり、織田信長が桶狭間の戦いの前に立ち寄った神社。
まさかその分社が八雲町にあったとは!
というか、八雲町の開拓に当たったのが尾張徳川の当主という歴史を知ったのもつい最近の話。
八雲町、めちゃくちゃ興味深いです…
八雲神社の由来
旧尾張藩主従一位徳川慶勝公(侯爵)は、明治10年より旧尾張藩氏族授産と北方防備の必要性から、北海道遊楽部川流域に地を定め、開拓事業に着手した。
公は、自らこの地を「八雲」と名づけ、以後巨費を投じて理想郷の建設に力を尽くした。
明治17年、移住者たちの精神的拠り所として社殿建設。
同19年12月村社列格。
明治20年3月に故郷熱田神宮に御分霊願を出願、同月23日御霊代は八雲神社に遷座し、分社となる。
熱田皇大神の御分霊を正式に許可されたのは史上八雲神社のみである。
この裁可は、明治新政府の創成にあたり、徳川慶勝公の功績を大とした明治天皇の特別の御計らいによるものと伝えられる。
昭和6年6月に郷社昇格。
昭和9年徳川慶勝公合祀。
昭和18年戦時下において陸軍飛行場建設のため移転を余儀なくされ、現在地へ遷宮。
平成11年社殿大改修工事完成、同年12月15日遷座祭斎行。
現在に至る。
とあります。
御祭神は熱田神宮と同じ熱田皇大神、天照大神、素盞嗚尊、日本武尊、宮簀媛(ミヤズヒメ)、建稲種命(タケイナダネノミコト)の他、八雲町開拓を指導した尾張徳川当主・徳川慶勝命です。
本殿のすぐそばにある駐車場に車を停めたのですが、鳥居は本殿からまっすぐ延びる参道のずーっと向こうにありました。
参道の脇には大きな木が立ち並んでいて、神聖な空気が漂っています。
鳥居のところまで歩いて行ってみようかとも思いましたが、あまりにも遠く見えたのでやめました(笑)
境内には風情のある池もありました。
他に参拝客もいなかったので、ゆっくりお参りできました。
いつも家族の健康と家業の繁栄をお祈りするのですが、義父は長らく入院中ですし、息子は脱臼するしで、なかなか「THE健康!」とは行っていない我が家…
でも、もしかしたら、これでもお祈りが通じて最小限に食い止められてるのかしら?とポジティブに考えています(笑)
そう言えば、このコロナ禍では珍しく、手水舎に柄杓が置いてあったのです。
どこにお参りしても、手水舎の柄杓が無かったり、水自体が出ていなかったりで、どう清めれば良いの?と戸惑うことが多くて(^_^;)
他の方はどうされてるんでしょう?
使い捨ての紙コップを持参したりしてるのかな…
御朱印について
御朱印めぐりカテゴリーに入れておきながら何ですが、現在八雲神社では御朱印を受け付けておりません。
8月に一度電話で伺った際にもそうだったのですが、またいつか受付再開されるのかな…
日本で唯一の熱田神宮の御朱印ですから、是非頂いて、一緒に棺桶に入れてもらいたいです。
八雲神社 店舗情報
住所 |
〒049-3116 北海道二海郡八雲町宮園町56
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電話 |
0137-62-2523
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