最近、息子を寝かしつけながら口ずさむ曲があります。
『乙部の風が輝く頃』
という、ご当地ソングです。
と言っても、これを知っているor覚えている方は乙部町民の中でも少ないかもしれません(笑)
一時期はお昼の12時になると街中に流れていたのですが、今ではそれも無くなり、おそらく町民の記憶からも消えつつあると思います…
そんな曲を何故私が歌えるのかと言いますと、この曲が出来たばかりの頃だったと思うのですが、乙部町でNHKか何かの番組の公開収録がありまして、その番組のエンディングで町内の小学五年生全員でこの曲を合唱したからなのです。
私も当時小学五年生で、番組収録に向けてクラスのみんなで沢山練習しました。
なので、未だに覚えているんですよね。
そして、この曲、めちゃくちゃ良い曲なのです!!!
Youtubeにあげてくださっている方がいらっしゃいました!
ちょっぴり懐かしいような、切ないような…
郷愁を誘う、良い曲です。
もう検索しても歌詞も何も出てこないので、曲の詳細も出来た経緯もさっぱりわからないのですが…
(役場に訊きに行けば資料くらいは残ってるかもしれません)
こんな良い曲、忘れてしまうには勿体ないなと、息子の寝顔を見ながら思う今日この頃です。
乙部にいらした際には是非、日本海に沈む夕陽を見ながら、この曲を聴いて頂けたらなと思います。
乙部の風が輝く頃
絵の具のような夕映えに 幼い頃が戻る時
心の駅から人は皆 憧れという名の汽車に乗る
ああ 乙部の風が輝く頃 私は誰に巡り合う
始まりは旅人 もう一度夢人
故郷にも似た優しさと いつかの笑顔を探すため
あなたと見てた海の色 思い出させてくれるのは
手の平にそっと渡された 一枚の切符の重たさね
ああ 乙部の風が輝く頃 あなたも愛を待っている
始まりは旅人 もう一度夢人
茜雲の下はしゃいでた 子供の自分を抱き締めて