昨年の話になってしまうのですが…ずっとずーっと、
一度は行ってみたいなぁ
と憧れていたお店に行くことができました。
機会を設けてくれた勤務先に感謝感謝です。
長年憧れた、函館山麓の名店
念願のお店は『懐石の里「煌-きら-」』です。
r.gnavi.co.jp
谷地頭の方から坂を少し登ったところ、函館山の中腹にあります。
お店からは函館市街の絶景が。この日は晴れていたので駒ヶ岳までくっきりと見えました。
カメラを持って行かなかったのでiPhoneで撮りましたが、XRは写真も綺麗に撮れますね♬
この日の献立です。
その前に、まず出てきた、これは…お茶で良いのかな。
小さく結ばれた昆布と、あられと。
出されてすぐに飲み干したので、お湯の味しかしませんでしたが(^_^;)
お膳には、一人ずつ異なる言葉が…
こちらは、お店の大旦那様と大奥様がお書きになったものだとか。
それぞれ心に残る、素敵な言葉がしたためられていました。
私の膳には「素直がいちばん」。
……なんだろう…旦那に対してかな(笑)
華暦 御献立
先付 茄子の煮浸し 天茗荷千切り
口に入れた途端に、じゅわっと出汁が口いっぱいに広がる煮浸し。
隣は食前酒…と言ってもアルコールではなく、桃(だったかな?)のお酢です。
さっぱりと甘くて飲みやすいお酢でした。
洋梨 高リコピントマトの甘露煮 卸大根
トマトが、まるでフルーツのように甘いです。
トマトの甘露煮というのも驚きなのですが(食べたことない!)、一体どう煮たらこんなに美味しいトマトになるんだろうと、ただただ感動しました。
トマト自体のポテンシャルも高いんだろうなぁ。
そこにまさかの大根おろし。
これがですね、合うんですよ、ものすごく。
トマトと大根って合うのね!という新たな発見です。
先椀 海老真丈 清まし仕立て
これはですね、出汁がもう、もうもう、素晴らしくお上品で…………あ、これは無理、こんな出汁取れないわと一口目から白旗を上げました。
海老の真丈も冬瓜も椎茸も美味しくて、勿体なくてちょっとずつ愉しみました。
蓋の裏側に絵付けがされているお椀も素敵です。
椀を開けた時に嬉しくなっちゃいました。
造里 平目と湯葉の奉書巻
平目の美味しさもさることながら、湯葉がめちゃくちゃ美味しいです。
実は、この日、湯葉について先輩と、
湯葉ってなんで高級品扱いなんだろう?
豆乳あっためた時に出来る膜だよね
という話をしていたのです…!
でも、この湯葉にならお金を出しても良いなと思いました。
ただの豆乳の膜とか言ってごめんなさい(笑)
煮物 男爵いもまんじゅう 鼈甲餡
すごく高級ないももちです。
いももちって北海道では割とポピュラーな家庭料理ですが、あれをもっとなめらかに、もっとふんわりと柔らかくした食感です。
いもをどれだけ擦ればこの食感になるんだろう…
甘じょっぱい餡との相性も良いですね。
ワサビがアクセントになっています。
主菜 オマール海老殼焼き オイスターソース
これは、みんな無言で貪っていました(笑)
味が濃厚で、旨味たっぷり。
ソースも美味しい!
半身だったので、今度は是非一匹丸ごと食べたいです(*´∀`*)
御飯 紫蘇昆布ご飯・香の物 二点・止椀 白味噌仕立て
紫蘇昆布はお店手造りなのでしょうか、市販のものなのでしょうか…買い占めたいレベルで気に入ってしまいました。
このご飯とお味噌汁と漬物が毎朝出てきたら、とても健康な1日を過ごせそうな気がするのです。
お酒を飲んだ次の日にも食べたいわ。
甘味 抹茶プリン 黒蜜仕立て
これも美味しかったです♡
お腹いっぱいでしたが、完全に別腹でした。
お店からは函館の夜景が…
憧れのお店で心も体も充たされて、ホカホカな気持ちで外に出ると眼下には函館の夜景が…
世界三大夜景の座は譲ったようですが、私にとっては、これまでも、そしてこれからも、函館の夜景が世界一です。
函館にはまだまた行ってみたいお店がたっくさんあります。
いつ行けるかわかりませんが(^_^;)、死ぬまでには行きつくしたいなぁ。
懐石の里「煌-きら-」 店舗情報
住所 |
〒040-0045 北海道函館市住吉町17-1
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時間 |
11:30~15:00/17:30~21:00
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電話 |
0138-27-7288
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休み |
火曜日
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HP |